すれ違い続けて
†汰衣夢†
「ハアハア…」
「…気が済んだ?」
「そんなに拗ねないでよ(笑)汰衣夢くんがいけないんだよ?」
「それは…!なんか話そうと、考えてたんだろ?!」
やっと笑い終わった芽衣ちゃんと、エレベーターに乗りながら話す。
あれから、たぶん2人は戻って来ないだろうと思い、笑い続ける芽衣ちゃんと歩いていた。
「別にあたしは沈黙、苦痛じゃなかったよ?」
「え?」
「だって、汰衣夢くんクールであんまりしゃべらないイメージだったし。」
芽衣ちゃんはニコニコしながら言う。
「クールって…」
「うちのクラスの女子は、少なくともそう思ってる。」
そうだったのか。
「じゃあ拓は?あいつのイメージは…」
「うるさい」
きれいに声がかぶった。
芽衣ちゃんと目が合い、思わず笑った。
「ハアハア…」
「…気が済んだ?」
「そんなに拗ねないでよ(笑)汰衣夢くんがいけないんだよ?」
「それは…!なんか話そうと、考えてたんだろ?!」
やっと笑い終わった芽衣ちゃんと、エレベーターに乗りながら話す。
あれから、たぶん2人は戻って来ないだろうと思い、笑い続ける芽衣ちゃんと歩いていた。
「別にあたしは沈黙、苦痛じゃなかったよ?」
「え?」
「だって、汰衣夢くんクールであんまりしゃべらないイメージだったし。」
芽衣ちゃんはニコニコしながら言う。
「クールって…」
「うちのクラスの女子は、少なくともそう思ってる。」
そうだったのか。
「じゃあ拓は?あいつのイメージは…」
「うるさい」
きれいに声がかぶった。
芽衣ちゃんと目が合い、思わず笑った。