すれ違い続けて
夜。
晩飯は、ホテルのバイキングでだった。
クラス事に時間が決まっていて、俺たちは早めに飯にすることにした。

「美九ちゃんいるかな-」
「同じクラスなんだからいるだろ」

拓は美九ちゃんに片想いをしていた。
そりゃもう好きらしくて、美九ちゃんの話を3時間も聞かされた事もある。
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