君が好きだと言えなくて
私は今都立京橋高等学校に居る。

転校して一週間…やはり友達は出来ていない。

初めは声をかけてくれる人も居たが…結局それっきり…その方が辛くなくていい。

「川原さん?今大丈夫?」

私は声がする方向を向いた。

美樹「何か用?」

私は興味なさそうに聞き返した。

「今日良かったら一緒にお昼食べない?」

と笑顔で言ってきた。

私は「気が向いたら」と言い顔を伏せた。
< 2 / 15 >

この作品をシェア

pagetop