second〜切ない恋の物語〜
「ねぇ、涼さんはどんな女が嫌い?」
「何?急に。」
それはチョコレートパフェを食べている時だった。
「知りたいの。」
「好きじゃなくて、嫌いなタイプ?」
「うん。」
好きだから、嫌われない様に努力したい。
「あんまりないけど、うるさい奴は嫌い。」
「私は大丈夫?」
「だから一緒にいるでしょうが。」
「良かった。」
パフェの容器の底をかき集めながら涼さんは続けた。
「あっ、後、処女は無理。」
……え?
「だって痛がるから、やりにくいんだよ。」
平気な顔でサラっと言った。
「私、処女だよ。」
「(笑)何言ってんの。彼氏いたんだろ?」
「ばれてた?(笑)」
精一杯の作り笑い。
聞かなきゃ良かった。
処女だって、本気にはしてくれないよね。
そうだよね…
こんなに落ち込むなら、あの時の彼としてれば良かった。
努力のしようがないよ。
「何?急に。」
それはチョコレートパフェを食べている時だった。
「知りたいの。」
「好きじゃなくて、嫌いなタイプ?」
「うん。」
好きだから、嫌われない様に努力したい。
「あんまりないけど、うるさい奴は嫌い。」
「私は大丈夫?」
「だから一緒にいるでしょうが。」
「良かった。」
パフェの容器の底をかき集めながら涼さんは続けた。
「あっ、後、処女は無理。」
……え?
「だって痛がるから、やりにくいんだよ。」
平気な顔でサラっと言った。
「私、処女だよ。」
「(笑)何言ってんの。彼氏いたんだろ?」
「ばれてた?(笑)」
精一杯の作り笑い。
聞かなきゃ良かった。
処女だって、本気にはしてくれないよね。
そうだよね…
こんなに落ち込むなら、あの時の彼としてれば良かった。
努力のしようがないよ。