second〜切ない恋の物語〜
そう思えば思うほど、
心が痛いのは何故?
涼さんは、海沿いに出来た小さな遊園地へ行こうと言った。
初めての夜の湾岸線。
右は海で真っ暗だけど、左は夜景が続く。
「うわ〜綺麗だね。」
「でしょ〜。いつも下道ばっかりだしね。喜んでくれた?」
「うん!ありがとう。」
「そうそう、湾岸線にはこの曲ね。」
カーステを操作する手の甲には、
男らしい太くてしっかりした血管。
こういう手、好き。
男を感じる。
カーステからは、アップテンポな曲が流れ始めた。
「聞き覚えがある…」
「氷室京介だよ。」
「あ〜ぁ」
「合うんだよな、湾岸線に。」
やっぱり、涼さんは、
やんちゃしてたんだなーと確信した。
「莉奈?」
「ん?」
「ここおいで。」
左手で私の頭を引き寄せ、自分の左肩にのせた。
私は、ゆっくり目を閉じる。
涼さんの体臭。
タバコの匂い。
以外にガッチリした上半身。
全部、私のモノ。
全部、私だけのモノ。
何で彼女いるの?
私だけを愛して。
私はこんなに好き。
左手で涼さんを抱きしめる。
涼さんは、私の頭を撫で、おでこにキスをする。
「運転しずらくない?」
「大丈夫だよ。」
片側四車線もある湾岸線。
しばらく続くまっすぐな道。
二人のこれからは、こんな風にまっすぐですか?
心が痛いのは何故?
涼さんは、海沿いに出来た小さな遊園地へ行こうと言った。
初めての夜の湾岸線。
右は海で真っ暗だけど、左は夜景が続く。
「うわ〜綺麗だね。」
「でしょ〜。いつも下道ばっかりだしね。喜んでくれた?」
「うん!ありがとう。」
「そうそう、湾岸線にはこの曲ね。」
カーステを操作する手の甲には、
男らしい太くてしっかりした血管。
こういう手、好き。
男を感じる。
カーステからは、アップテンポな曲が流れ始めた。
「聞き覚えがある…」
「氷室京介だよ。」
「あ〜ぁ」
「合うんだよな、湾岸線に。」
やっぱり、涼さんは、
やんちゃしてたんだなーと確信した。
「莉奈?」
「ん?」
「ここおいで。」
左手で私の頭を引き寄せ、自分の左肩にのせた。
私は、ゆっくり目を閉じる。
涼さんの体臭。
タバコの匂い。
以外にガッチリした上半身。
全部、私のモノ。
全部、私だけのモノ。
何で彼女いるの?
私だけを愛して。
私はこんなに好き。
左手で涼さんを抱きしめる。
涼さんは、私の頭を撫で、おでこにキスをする。
「運転しずらくない?」
「大丈夫だよ。」
片側四車線もある湾岸線。
しばらく続くまっすぐな道。
二人のこれからは、こんな風にまっすぐですか?