second〜切ない恋の物語〜
遊園地に着くと、夜9時過ぎというのにすごい人だった。

入場料はなく、乗りたい物があれば一つづつ払っていくシステムになっいて、

小さい遊園地の横には、同じぐらいの広さのゲームセンターとショッピングセンターがあった。

涼さんは、遊園地の方に向かっていたけど、

私は涼さんが前、UFOキャッチャーが得意だって

話をしていた事を思い出した。



「ね、ゲームセンター行きたい。」

「遊園地に来たのにいきなりゲーセンかよ。」

「うん。涼さんのUFOキャッチャーしてるのみたい!の。」

「あ…あれ、大袈裟に言ったんだよな〜。」



「いや?」

上目づかいで涼さんを見る。


「……っよし!やるか!」
涼さんは、渋々オッケーをした。
< 107 / 200 >

この作品をシェア

pagetop