second〜切ない恋の物語〜
旅行の日。

朝から、眩しい太陽光線で目がチカチカしてしまう。

男の人との旅行なんて初めてなだけに、

私のテンションは上がっていた。




「あのね、西に向かってみようよ。」

「西?」

「うん。目標は神戸ね。」

「まじで〜!結構あるじゃん。」

「もう走れないって思ったら高速降りていいよ。」

「なるほど〜そうきたか。」

「うん!体力の限界に挑戦だ!おーーー!」


やっぱり私のテンションは変。

今は私だけの涼さん。
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