second〜切ない恋の物語〜
その日、バイトがない私は、

奈津美を誘って、久しぶりに買い物をする事にした。



「ねぇ、奈津美。私、行きたい所があるの。」

「いいよ。どこ?」

「…サニータウン。」

「サニータウンって…彼女がいる所だよね?」

「うん。見てみたいから。」

「(笑)楽しい〜ぃ!行こう行こう!」

奈津美は浮かれている様だった。

完全に人事。

私は違う。





彼女に、




会いにく。
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