second〜切ない恋の物語〜
あの時、

名古屋のサービスエリアでかかって来た彼女からの電話。

彼女の言葉から出た「和紀」という名前。



この人なんだ…

和紀さんも、彼女知ってるよね…

私と彼女、比べて見てるんだろうか…




なんか、

やだ…





「莉奈も投げな。」

投げ終わった涼さんは、満足げだった。

「私はいいよ。下手くそだから見てる。」

「確かに(笑)」



前にもバイト帰りにボーリングしたなぁ。

恭子ちゃんと原田さんとで、

涼さんとも、こんな関係じゃなかったし。


あれから四ヶ月。



私は、いつまで2番目なんだろう。



私たち、どーなるの?
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