second〜切ない恋の物語〜
涼さんは、言い出せない様子だった。
電話ごしだけど、
涼さんの表情が強張っているのが感じ取れる。
「どうしたの?」
「いや…何でもないよ。」
「ごめんね、変な事を聞いて。」
「いや。莉奈?」
「ん?」
「愛してるよ。」
「…ありがとう。」
涙が頬をつたった。
涼さんの嘘つき。
電話ごしだけど、
涼さんの表情が強張っているのが感じ取れる。
「どうしたの?」
「いや…何でもないよ。」
「ごめんね、変な事を聞いて。」
「いや。莉奈?」
「ん?」
「愛してるよ。」
「…ありがとう。」
涙が頬をつたった。
涼さんの嘘つき。