second〜切ない恋の物語〜
このまま働きながら、涼さんを忘れるなんて無理。
そんな事は言えなかった。
「莉奈〜隣来て。」
「うん。」
「マジで、寝そう…」
二人は寝転びながら、また抱き合った。
涼さんが私の頭を撫でる。
「絢〜。」
確かに言った。
私の頭を撫でながら、
涼さんは名前を言い間違えた。
最低。
なのに、私は、この最低男が好きでたまらないなんて。
そんな事は言えなかった。
「莉奈〜隣来て。」
「うん。」
「マジで、寝そう…」
二人は寝転びながら、また抱き合った。
涼さんが私の頭を撫でる。
「絢〜。」
確かに言った。
私の頭を撫でながら、
涼さんは名前を言い間違えた。
最低。
なのに、私は、この最低男が好きでたまらないなんて。