second〜切ない恋の物語〜
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あれから、一ヶ月。

涼さんからの連絡は、バッサリ無くなった。

私から、電話しても出てくれなかった。

涼さんは、私より彼女との未来を選んだ。




私は、それだけの女だったと言う事。





私は、涼さんの中でも2番目だった。





Tree Time最後の出勤日、

涼さんは体調不良で欠席していた。




初めてここへ来た日。

この柑橘系の香りは、私をどれだけ癒してくれた事だろう。

今だって、乾いた私の心を甘い香りで潤してくれている。
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