second〜切ない恋の物語〜
私はドアノブを握り直し、

深い深呼吸をした。


確か、面接の日も、こうやって深呼吸したっけ。

何だか顔がにやけた。




私は、思いきりドアを開け、店を出る。





さようなら、涼さん。
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