second〜切ない恋の物語〜
隣の席のテーブルを拭きにきたさっきの女子。

制服は、白のポロシャツに黒のパンツ。

エプロンは、ベージュで胸の中央に

《Tree Time》と書かれていた。

伝票を見てみると、下に同じ文字がある。

木の時間…??







アイスコーヒーを飲みほした後、

しばらくの時間が流れ、オルゴールの音色も心地良くなり、

うとうとしかけた時だった。



「おはようございまーす」



男性の声がした。

声の方へ目線をやる。

レジ奥へ入っていった彼。
ハッキリと顔を見れなかったけど、

悪くはないなと感じた。
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