センチメンタル☆サクリファイス
「キャー!!」

あたしと千代は、もちろん大パニック。



ロッカーから出てきたのは、例のストーカー君だった。


こいつ!

毎日、ここから、着替えをのぞいていたのか!


ストーカー君は、泣きながら、店の外へ走って行った。



「す……すごい子だね」

千代が言う。


「うん……。すごいよね」


「とりあえず、もう4時になるし、働こっか」


「うん……。そうだね」
< 9 / 28 >

この作品をシェア

pagetop