イチゴみるく。


あ、思わず言っちゃった・・・
すかさず、みきが

「しっ!聞こえちゃうよ・・・」
「だってスゴイじゃん?」
「スゴイけど・・・」

とかみきと、コソコソ言ってたら・・・

「おい、てめぇら」

キャーーーーーーーーーーーー!
金髪が怒ってる!?怖いよー。

「おいって言ってんだろーが。」
「「は、はい。」」
「てめぇら何コソコソ喋ってんだよ?」

金髪さん超怖いっすよ・・・

「聞いてんのか?こらぁ?あ?」
「き、聞いてます、聞いてます。」

マジ怖いよー。

「おいっ!翔太。やめとけって・・・
自分がイライラしとてからって、
そこら辺の人にやつあたりかよ。」

え?赤髪を金髪が止めてくれてる。
イイ奴もいるんだあ☆

「あーー!ウっゼェ。」
「ごめんねーこういう奴なんだ翔太。
 許したってくれる?」

赤髪いい人。

「はい。全然です。ね?みき」
「う、うん。」

すぐに答えたあたしにビックリしてる、みき。
それにしても金髪の翔太さとかいう人、
常識ない人だなー・・・

「俺、慎也。よろしくね~☆
 さっきのは翔太。って桜木高校!?」
「あ、はい。」
「へー1年生?入学式始まっちゃうよ?」
「「え・・・?」」
「だって入学式って10時からっしょ?
 今、10時18分だよ。」
「「えぇーーーーーーーーーーーーー!?」」

ど、どどどどどおしよ!?
あたしが化粧しすぎたから!?
てかパニクってるし・・・。

「のあ・・・アンタのせいだよお。」
「え?やっぱし?」
「あたりまえじゃんかー」
「ごめんって・・・。」
「急ご!」
「う、うん・・・」
「「失礼します。さようなら。」」

赤髪の慎也さんにひとこと言って
ダッシュで走ってく、あたしとみき。

「ばいばーい☆また会えたらいいね~」

とか言いながらのんきに手を振ってる
慎也さんとイカツイ集団・・・。


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