先生…ごめん、愛してる。【完】
「ヤメてっ!!」
「っ!!」
羚音の平手打ちが命中した。
「このっ」
「ッ!!」
仕返しをされて羚音は、俯く。
「押さえろ!」
「イヤッ!!」
男たちは、羚音が暴れないように両手首を後ろで縛った。
「逆らえないぜ…みーおちゃん…。」
「Σ!?」
「知ってるよ、君のこと。」
「そうそう。」
「援助交際の達人なんだってね。」
男たちは、ニヤニヤしながら言う。羚音の表情は、当然ながら強張っていく。
「イイ所…セッティングしてあるから。」