先生…ごめん、愛してる。【完】
  

「【誰の…差し金だ?】」


 棗の勘の良さに男は、笑う。


「羚音は、頂く。じゃあな。」


「棗っ!!」


「【羚音っ!!】」


 ブツ!


 電話は、切られた。


「みーおちゃん。楽しもうね。」


「寄らないで…」


 羚音は、震える声を押さえて言った。

 男5人に敵うはずもなく…羚音は、ベッドに倒される。

 ひと
「他人の彼氏寝盗るからこうなるんだよ。」

 ・・
「彼氏…誰のこと?」


 羚音は、表情を変える。


「終わったら…教えてあげるよ。」


  
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