先生…ごめん、愛してる。【完】
  

 ピーン ポーン

  ピーン ポーン


「あ゛~~~!!」


 羚音は、起き上がってカーディガンを羽織って玄関に向かう。


「はぁーい、どちら様ですか?」


 インターホンで応答する。


「開けてくれるかな?」


「だから、どちら様ですか?」


 羚音は、少しイラついて聞く。


「叔父さんだよ。覚えて無いかな?」


 羚音は、ぼーっと聞いていた。


「お父さんたちの事で話しがあるんだ。」


 あまりにも煩いので…入れてあげることにした。


「ありがとう。」


  
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