先生…ごめん、愛してる。【完】
『…羚音……すずの音って意味でつけた。静かに優しくなって欲しい。 でも……許して愛せないこと…』
『真希をこんなにして…どうしよう…。 私と羚音に手を挙げて泣いて謝ってくれる。 羚音……許してあげてね。お父さん本当は、すごくいい人よ。』
『羚音…泣かないで。』
『ご飯…また……あげなかった。 羚音…ごめん。 弱いお母さんとお父さんを許して。』
『…羚音……今日何してたっけ?』
美菜の日記が途絶える。
そして…最後のページ。