先生…ごめん、愛してる。【完】
「…お仕置き……だな…」
聖の狂気に満ちた瞳が怯えた獲物を捕らえる。
「きゃっ!!」
羚音は、ベッドに足をぶつけて倒れた。 ベッドに倒れた羚音に聖は、光るモノを見せ付けた。
「…イヤッ、ヤメてっ!!」
「…逃がさない。お前…は、俺…のモノ。」
聖は、言ってベッドに方膝を付ける。
ギシッ
鈍いベッドの軋みが響く。
羚音は、首を振って止めようとした。
「さぁ…行こう。」
聖がナイフを振り上げる。
「いやぁぁぁっ!!」
羚音は、振り下ろされるナイフを見て叫んだ。