先生…ごめん、愛してる。【完】
‡第28羽‡ プロポーズ
この愛は、君へ
「羚音は、どうなんでしょう。」
「落ち着いて聞いて下さい。 心機能は、低下し続けています。移植手術をお勧めします。」
医師の言葉に母・椎は、黙った。
「せんせい…そんなに悪いんですか? 今まで発作起こした事なんてないんですよ。」
真矢は、医師に聞く。
「お父さん…ここ最近ストレスが溜まっていませんでしたか? 傷害事件の他にも多々あったと思います。それによる心身へのダメージが強いです。」
「事件以外のストレスもあると?」
「えぇ。」