先生…ごめん、愛してる。【完】
羚音は、城の泪を拭って
「先生…(スキです。)」
心の中で呟いた。
恋なんてした事無い羚音だったがもう…“城以外の人と寝たくない”と……思った。
「先生…寂しくなったら呼んでね。」
羚音は、言ってキスをすると教室を出て行った。
「…なんて……娘なんだ…。」
城は、羚音の行動に心を奪われてしまった。
「……マズイ…ハマってる。」
城は、自分が一人の少女しかも…生徒に恋に堕ちた。
「(…先生……スキです。たぶん…この気持ちが“恋”なんだと思います。)」