先生…ごめん、愛してる。【完】
‡第7羽‡ 恋人の試練
“愛”を信じられない私は…イケませんか?
あなたへの“愛”は、あるんだけどなぁ……
「待て!」
「なんだアンタ!」
男は、自分の腕を握る男を睨む。
「補導員だ。今、この娘を金で買おうとしてましたね?」
「なっ、何言ってんだ!」
男は、怒鳴る。
「見てたんですよ。ここで騒ぎを起こしますか?」
男は、聞かれて辺りを見回した。 場所は、駅…多くの人が居る。
「ちゃんとその娘に指導しておくんだな!」
男は、言って去って行った。