先生…ごめん、愛してる。【完】
「葉守見…大丈夫か?」
「ご心配なく。」
羚音は、言って列に戻る。
羚音たち一年生は、親睦を深める為の3泊4日のキャンプに来ていた。
羚音は、棗とよく一緒に居るため彼に想いを寄せるクラスの女子リーダーに嫌がらせを受け始めていた。
「お昼から自由時間よ。楽しみね。」
まいの取り巻きは、言って笑う。
「(棗さんの隣は、私よ。)」
まいは、ずっと棗を追いかけていた。しかし…高校に進学すると邪魔な女を見つけた。
それは、外部生で棗のイトコと噂が流れた・羚音だった。