先生…ごめん、愛してる。【完】
羚音は、聖を睨んだ。
「聖、何やってる!」
「じゃあ、羚音…またね。」
聖は、言って去って行く。
羚音は、廊下に座り込んだ。
「羚音、どうした?」
羚音を探していた棗は、聖に絡まれているのを発見して駆け寄る。
「ちょっと、息…くるっ……しいっ…」
「羚音。おい、羚音。」
羚音は、気を失った。
棗は、羚音を抱き上げて保健室に連れて行く。
「木田 まいちゃん。」
「生徒会長っ!!」
まいたちは、目の前に現れた人物に驚いた。