先生…ごめん、愛してる。【完】
  

「先生…先生……!!」


 羚音は、力を込めて抱き着いた。城は、座らせて頭を撫でてやった。


「先生…抱いて……今日は、着けないでして…」


「羚音…? “何か”…あったか?」


「先生…聞かないで。抱いて……乱暴でもいいから…」


 羚音は、言って抱き着いたまま。


「解ったよ。」


 城は、言って羚音を抱き上げて保健室に入り深いキスを交わす。


「来て……」


 泪で潤む瞳を向けて囁く。城は、直ぐに中に入る。


「羚音…愛してるよ。」


「先生…(ごめん、愛してる。)」


  
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