先生…ごめん、愛してる。【完】
  

 羚音は、城に心で告白するしか無かった。



「羚音…」


「気にしないで先生…私は、嬉しい。」


 羚音は、言って夜道を一人で帰って行った。


「…ダメだな……俺。」


 城は、呟いてため息をつく。

 羚音に許されたとは言え…良かったのか……中で果てて。



「羚音…お前は、最高だ。」


 聖は、余韻に浸りながら呟いた。


「…絶対に放さない。先生…あんたには、返してやらねぇよっ!!」


 羚音の写真にキスをする。


「羚音…愛してる。」


 聖は、ニッタリ笑う。


  
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