shyボーイ


「あたしが、フラッシュバックする過去を消すね。」










『…森迫…』





「…なに?」




『…手貸して?









俺、今めっちゃどきどきしてる。』




差し出した手は、
金城くんの胸に置かれた。




あたしの心臓よりも
速いんじゃないかって鼓動を感じて、あたしは幸せだった。
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