未知―僕達の進むべき道―

心のより所




昴side





正直驚いた。
でも別に軽蔑とかしない。



義手とかどうでもいい。



「隠しててごめんね…」




震えた声で絢は言った。


何故震えてるのか…




「私ね…恐いんだ…」





最後に悲しい笑みを浮かべて走り去ってしまった。


「恐い…か」



真がそう呟き望が振り返った。




「何が有ってもいつも通りだよ?
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