初恋の相手はキミでした。
「うん…。一回だけ…なら…。だから頭上げてください」
「え?ホンマに??」
「はい…」
「ありがとう!!俺めっちゃ今嬉しいわ!いつなら空いてる??」
「今週の日曜日は?」
「分かった。日曜日に駅の改札口に10時待ち合わせでいい?あ、どっか行きたいとことかある??」
「…任せます」
「分かった。俺絶対絢華ちゃんのこと楽しませるし!!楽しみにしててなっ。じゃあ明後日!」
そう言って太田先輩は走り去って行った。
OKしたときの太田先輩の初めてみたキラキラとした笑顔が頭から離れない…。