初恋の相手はキミでした。


「俺、絢華ちゃんのこと好きやし…こんな見た目チャラいけど、この想いはそんな軽いもんじゃないねん…。愛してる。俺と、付き合ってください」



そう言って頭を下げる先輩…。



あたし、こんなに人から真っ直ぐ想われたのって初めて。


先輩……



「あ…頭上げてくださいっ!」



ゆっくりと頭を上げてあたしの瞳を見つめる先輩。



「先輩の気持ち…めっちゃ伝わって、先輩のこと…信用できるし、それにあたしを大切にしてくれるし…。あたしも先輩の隣で笑ってたいです。先輩のこと…好きで…ん…っ…」


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