初恋の相手はキミでした。


すると…



「絢華ちゃんっ」


「あっ先輩」



また教室の入り口に、前みたいに先輩がいた。



「今日さ、絢華ちゃんの友達も誘ってどっか遊びに行こうや」


「あ、ちょっと夏帆に聞いてくるっ」



そう言って夏帆に相談してみると、
嫌がるかと思ったら案外すんなりOKしてくれた。


「行くって♪」


「そっか。じゃあ帰り迎えに来るわ」


「うんっ」


そう言った瞬間…、


耳にそっとキスをされた。


「ちょ…っ先輩…!」


「いいやん。見せつけたったら…」



唇にキスをされて、顔が熱くなる…。


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