初恋の相手はキミでした。
「そっか♪ありがと…っ」
「おう。おやすみ」
そう言っておやすみのキスを毎回してくれる。
そのたびにもっと触れてたいって思うから、ちょっと寂しいんだ…。
「そんな寂しそうな瞳で見つめられたら俺どうしていいんか分からんやん。その顔やばいって…」
そう言ってさっきよりも
深く、激しく
キスをする。
息がうまくできなくて…
でも、
その苦しさも、
先輩の唇、舌のぬくもりで
甘さに変わっていくみたいだった。