初恋の相手はキミでした。


「俺以外にそんな顔見せんなよ?」



「うん…っ」



「んぢゃあまた明日」



「バイバイ、先輩っ」



そう言ってだんだん小さくなる先輩の姿を消えるまで見ていた。



「ただいま~♪」



「おかえり。楽しかった?」



「うんっ」



「その太田先輩だっけ?今度お母さんも会いたいなあ~」



「いいよっ!今度家呼んでもいい?」



「いいわよ。夕ご飯作っといてあげるからね」



「ありがと~!!お母さん大好き~」



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