初恋の相手はキミでした。
第二章

キス



神崎がキスしてるところを目撃したあの日から、あたしと神崎はまわりが不思議がるほどに関わらなくなった。



「絢華、ホンマに喧嘩してないん?」



「もー何回も言わんでいいやん。喧嘩なんかしてへんよ」



「じゃあなんで前はあんなに仲良かったのに…」



「だーかーらー!お互い彼氏彼女いるんやしそんな仲良くしてたら浮気とか言われるやん」



「そんなん昔から仲いいねんからしゃーないやん」



「だからそういう問題じゃないのっ!あたしは先輩を選んでんから…今さらそんなことしたらアカン…」


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