初恋の相手はキミでした。
「翔太ぁ~」
神崎の名前を呼ぶ甘い声。
隣のクラスの松田理恵だっけ…?
神崎の彼女。
あたしはあまり喋ったことないし、どんな人かは知らないけど…。
すると…
「絢華見て~!」
「え~?」
すると、サングラスを10個のせた先輩の姿…って笑っちゃうし!
「アホやん!あははっ」
自然と込み上げて止まない笑い。
「よっしゃ!やっと絢華笑ったやんっ」
「え…?」
「最近なんか元気ないし笑かしたろと思って…」
そう言い照れくさそうに笑う先輩。