初恋の相手はキミでした。
河原につくと、夏休みで子供がたくさん遊んでいた。
「まぁ、座り」
あたしは先輩に言われるがまま、隣に座る。
「話って何…?」
「今日って何の日か分かる?」
「えっ…」
「俺と別れてちょうど1ヶ月」
あ…もうそんなになるんだ…。
「いつの間にか8月やん…」
「お前…もうちょっと自信持って勇気出せって」
「え…」
「1ヶ月経ったけど、神崎とあれから喋れてないんちゃう?」
「…うん」