初恋の相手はキミでした。


「やっぱり…。絢華やしまた色々悩んでるんちゃうかなって思ったし」



「え…」



「絢華めっちゃ強がりちゃう?たまに甘えてくるときはびっくりしたけど…それもよく考えたら、自分に対する強がりやったんちゃうかなぁって…」



「そう…かも…」



先輩はずっとあたしと付き合ってる頃から、気づいてたんかな…?



もしそうやったら、先輩のことめっちゃ傷つけてるやん…。


あたし…



最低やん。



あたしの瞳からいっぱい涙が出てきた。

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