初恋の相手はキミでした。


でも、そうなったらファンも増えるんかな?



後輩から告白されたりとか…。



嫌や、そんなん…



寂しいやん。



ますます神崎が遠くなるやん。



「椎名、帰ろ」



「え、あっうん」



二人で体育館を出て、いつも通ってる道を歩く。



…他から見たらカップルに見えるかな?

なんて考えたり。



いつも歩く見慣れた街並みなのに、神崎と歩くと全部キラキラしてみえた。


大好きな人の隣を歩く幸せ。


この時間がずっと続けばいいのに…。


< 90 / 98 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop