家に住みついた猫男


「いや、あの、小さい事は分かってるんですけども。私は"離して"って言ってるんです」


「身長何センチ?」




.....

.......。私の話は完璧無視かいっ!!




「150です.....

って、いい加減退けやこのボケナスがっ!」




思いっきり足と手で猫男を押した。



でも全く効かない




「それ、攻撃のつもり?」


「うぎゃっ!」




体が軽くなったと思ったら、




猫男、ドアーーップ!


鼻に猫男の息が当たる。





「いやいやいやいや.....これはいかんでしょ」





さすがに焦る。


キスはまだ...じゃなくて、昨日加賀くんとしちゃったんだ.....。



カーッと顔が熱くなる。




「お前.....、


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