連鳳×海空龍
夜、麗奈から電話がかかってきた。
♪♪♪~~
「はい。もしもし。」
お!麗奈から電話珍し。
「あ、明日香?
・・・どうしよ。
滝沢に、告られた。
でも、わたし宮田好きなんよね。」
ちっ。あのヤロー。
とりあえず、返事しておいた。
「良かったね。」
そう、返事するとため息が返ってきた。
「はあ。なんで、そんな他人ごとなん?相談しとるんだけど?」
応援出来る訳ないよ…。
「そんなことないよ。」
ごめん。麗奈。
「なんで、わたしなんだろ~?困るし!」
もう、どうでもいいや。
「じゃ、振れば?」
「だよねー。ん?
あ、宮田からメールきとるから一端きるね。」
ブチっ。
麗奈は可愛い。
もてるのは分かる。
友達としては、祝ってあげたい。でも・・・
麗奈が、わたし以外の所に行くなんてやだ。
許せない。
麗奈を縛りつけたい訳じゃない。
ただ・・・
幸せになってくれれば、笑っていていてほしい。
多分、自分は・・・
麗奈が好きだ。