連鳳×海空龍


「飛鳥は一番末っ子で、俺が48の時に産んだ子だ。だから、雷亜や魁羅たちに比べたら皆さんとの関わりがない。そして、まだ16歳のガキだ。それでも、飛鳥は兄達に追いつこうと、たくさんの努力だってしてきた。だから、認めてやってほしい。別に、今すぐ継ぐってわけじゃねぇ。3年、いやもしかしたら10年後かもしれねぇ。これからの飛鳥を見てやっていってほしい。」

そう言って深く頭を下げた。


傘下の人達は戸惑っていた。


「佐藤組。佐藤猛です。」

一人の組長がいった。

「なんだ?」


「あの、留学するのはどうでしょう?あっちで大学に通いながら組の仕事をするってのは?」


俺はドキッとした。
ただでさえ海空龍に迷惑をかけているのにこれ以上かけられない・・・
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