連鳳×海空龍
たった少しだけの時間だけど、親父は俺に蓮鳳飛鳥ただの男としての時間をくれようとしている。
「いいのか?」
「ああ。組長の皆さんも、お前が頑張っているのを理解してるだろ。」
どうだ?と聞いてきた。
「行きたい。」
「お前なら、そう言うと思っていた。行きたい高校選んどけ。」
「さんきゅ、親父。」
そう言って部屋を出て行こうとすると、
「飛鳥。俺は、お前にあまり自由を与えれない。何に対してもだ。だけど、お前がどうしても、これだけはやりたい、手に入れたいと思うことがあるなら、それを叶えろ。お前が一番大切だと思うことをやりとげろ。」
と親父に言われた。