連鳳×海空龍


親父のところにもう一度行った。


「親父ー」

廊下を歩いていた親父を呼びとめた。


「ん?」

振り向いた。


「本当にいいのか?」


「何がだ?」


「一番大切なものを手に入れて。」


「ああ、いいよ。」


親父は俺の手に入れたいものが分かってる。
って顔をしていた。



< 94 / 156 >

この作品をシェア

pagetop