空の歌声

だからあたしは
ひたすら国に望まれる
兵器になろうとした




何度も何度も
戦った





身も心も限界だった






絶望していた
この世界に






あたしには重すぎた
国を守るという

生まれてすぐに
与えられた
宿命の楔に苦しんだ






そしてあたしは…






知ってしまった






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