空の歌声

町に出たロードは
ふらふらと散歩をしていた




「ロードお兄ちゃん!
また散歩!?」




小さいガキ共が
無邪気に話し掛けてくる






「そうだ…ほら」




俺は雨玉をほおりなげた






「ありがとう!
じゃあこれあげる!」





女の子はロードに
変わった白い花を渡した








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