本当に大好きだった
キミとの出会い

入学式

―5年前―


私達が出会ったのは中学校の入学式だったね。


あの時の事はただの偶然だったのかな？


でもね私は信じてるあの時の出会いは運命だったんだと･･･


―さくらsaid―


「さくら!!!」


誰かが私を呼んでいる。私の名前は姫川さくら。


よく友達からわは、見た目はめちゃくちゃ可愛いお嬢様といわれる。


じゃあ性格は？と聞くと、たまに喋り方とかお嬢様っぽいけど、いつも明るい天然ちゃんと言われる。


「さくら、聞いてますの？」


さっきから私の名前を呼ぶのは小学校のとき通っていたのお嬢様学校からの親友、黒崎絵梨奈。


彼女は喋り方はお嬢様で（たまに毒舌といわれるが）よく大人っぽくて私のお世話係（男の子を追い払っている）みたいといわれている。


「ごめん。聞いてるよ？でどうしたの？」


「はぁ。やっぱり聞いていなかったのね。もうすぐ入学式が始まりますわ。早く体育館にいきますわよ｡」


「分かった。じゃあ行こっか」


「えぇ。」


私達が体育館につくとほとんどの新入生が集まっていた。


それからしばらくたち新入生がそろったのか先生達に簡単に入学式の説明をして、入学式が始まった。


入学式の最初１人１人が名前を呼ばれ返事をすると１番最初に浅倉英紀と呼ばれる背の高い男の子が返事をしながら席を立った


「はい」


―これが私達の出会いだったね。最初は大して気にするでもなくみんなと同じ出会いだった―
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