いつわり彼氏は最強ヤンキー[完]
数秒の沈黙が続いたあと、久世玲人は難しそうな顔をしながら首をかしげ…

「あ。……あぁ」

と、1人納得した様子だった。


どうやら、思い出したようだ。


なんて失礼な男…。

いくら私が存在感ないからって、あんな強烈な出来事、フツー忘れるかな!?


いやいや、ていうか、このまま思い出さず否定してくれればよかったのに…。

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