いつわり彼氏は最強ヤンキー[完]
「でも、お昼は一緒に食べてるんでしょ?どんな感じ?」
「別に…。これといって特別な会話もないよ」
「もったいない…。いっそのこと仲良くなっちゃえばいいのに」
「ムリムリ」
怒ってなければフツーに話しはしてくれるけど、仲良くなるなんてあり得ないよ。第一、向こうが私を受け入れないだろう。
春奈の提案を鼻で笑っていると、「でもさー」とまたしつこく聞いてきた。
「一応“付き合ってる”わけだから、好きになった方が得じゃない?しかも、相手はあの久世君だよ?」
「何言ってんの!?」
またもやあり得ない提案をする春奈に、今度は力強く「ムリムリ!!」と返した。
久世君を好きになるなんて、もっとあり得ないよ!!
「別に…。これといって特別な会話もないよ」
「もったいない…。いっそのこと仲良くなっちゃえばいいのに」
「ムリムリ」
怒ってなければフツーに話しはしてくれるけど、仲良くなるなんてあり得ないよ。第一、向こうが私を受け入れないだろう。
春奈の提案を鼻で笑っていると、「でもさー」とまたしつこく聞いてきた。
「一応“付き合ってる”わけだから、好きになった方が得じゃない?しかも、相手はあの久世君だよ?」
「何言ってんの!?」
またもやあり得ない提案をする春奈に、今度は力強く「ムリムリ!!」と返した。
久世君を好きになるなんて、もっとあり得ないよ!!